こんにちは!ベイングローバル営業担当です。
この記事では、お打合せでよく質問がある「日本にいる外国人留学生が、なぜ日本で働きたいと考えるのか?」について、実際に我々が面談で聞く学生の本音を踏まえてご紹介いたします!
以前、こちらのブログでお伝えした通り、外国人留学生のうち、およそ6割が日本での就職を希望すると言われており、その数は約25,000人ほどとなります。
では、そういった留学生は、そもそもなぜ日本で働きたいと考えるのでしょうか?
弊社では毎日のように留学生とオンラインで就活相談、面接練習などの面談を行っています。その面談で「日本に働きたい理由は?」と聞いた際に多く出る回答をご紹介します!
1、留学して学んだ日本語や、実際に生活して得た経験を活かしたい
私たちが普段接する留学生は大学(または大学院)へ正規留学している学生です。
またそのほとんどが入学前に日本語学校へ通っているため、3年~5年ほど日本で生活しています。そうなると、語学はもちろん、日本の文化や価値観も深く理解することができます。「語学を活かすため」だけであれば、母国で日本と関連する仕事につくことでも叶えられますが、日本で長く生活した経験を活かすには、やはり日本で働くのがぴったりなのです。
2、母国よりもよりも給与が高いから
以前はこの理由が圧倒的に多かったのですが、現状は主に発展途上国から留学に来ている学生に多い回答です。
留学生の中には在学中からアルバイトも積極的に行っており、生活費や学費を自ら稼ぐだけでなく、時には母国への仕送りまで行っている事も。
「少しでも多くお金を稼ぎ、母国の家族を支えたい」と話す学生も少なくありません。
その一方で、今年は円安の影響により日本で働いても意味が無いため、母国へ帰るという学生も数名いました。
円安が思わぬところへも影響しているようです。
3、母国よりも働く環境が良いから
こちらは給与以外の福利厚生や研修制度についてとなります。
日本の新卒採用の大きな特徴であるポテンシャル採用。留学生の多くは母国のやり方(スキル採用)との違いに戸惑い、就職活動に躓くこともありますが、その反面、入社後の働く環境は母国よりも整っていると感じるそうです。
入社時にスキルが無くても問題ないほど充実した研修や教育制度で社員の成長をサポートしてくれることや、留学生にとっては福利厚生(主に家賃補助)も大きな魅力です。
4、日本が好き!日本の方が自分に合ってる!
子供の頃にアニメや漫画を見て日本に興味をもち留学した学生達は「日本が好き!」という気持ちが強く、そのまま日本で長く働きたいと考えます。
また、留学生活を通して文化や価値観を知り、母国よりも日本の方が自分に合っていると話す学生もいます。(時間厳守、真面目・真摯に取り組むところ)
いかがでしたでしょうか。
もちろん、考えは人それぞれですので、ここでご紹介した理由以外で就職を希望する学生も多くいますが、今後留学生採用を検討する際にご参考にしていただければと思います。
ベイングローバルでは「まだ外国人留学生を採用したことが無いけど、将来のために市場情報は知りたい…」という企業様からも多くのお問い合わせを頂きます。
すぐに費用をかけて採用することが難しい場合は、まず情報交換のみでも問題ございません。
外国人留学生採用について、何か気になることがございましたらお気軽にお問い合わせくださいね!