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外国人留学生【大学院生】の就職活動の現状

  • vg-salesdepartment
  • 7月28日
  • 読了時間: 3分

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日本の大学の現在

こんにちは、外国人留学生の採用支援会社ベイングローバルの営業担当です!

ベイングローバルでは大学の就職課とも連携して、留学生の就活支援にも携わらせて頂いております。そこで今回は企業人事の皆様に現在、日本の大学での外国人留学生の取り組みや抱えている課題についてお伝えさせて頂きます。


2020年頃より文部科学省の「留学生30万人計画」により、各大学では外国人留学生の受け入れ拡大に力を入れてきました。その拡大策の1つが、外国人留学生の受け入れ学部や研究科の拡大・増設でした。

しかし今もそれまでも日本の就活市場では、国籍によって選考時の使用言語が変わるわけではなく、国籍問わず日本語で採用活動が行われます。また、就活生として同じ土俵で戦う相手も日本人です。そのため、これまで大学では留学生には日本人学生と一緒の支援行事に参加してもらうことを目指してきました。ですが、受け入れ人数が増えるということは、自ずと外国籍の卒業生も増えていきます。留学生に特化した支援を取り入れていなかった大学も、現在は日本特有の就活文化を理解してもらうため、日本の就活文化や流れを学ぶ講座、ES/自己PR対策のほか留学生だけで行う模擬面接会を開催するなど、全学生向け支援とは別に留学生向け就活支援行事に力を入れるようになりました。

弊社ベイングローバルでもそのご支援数は、2020年頃から比較すると5倍に上ります。


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大学院生の課題


大学によって異なりますが、各大学の留学生在籍数を見ると半数が大学院生で占めているケースも多いです。そして、その方達は母国の大学を卒業してから日本の大学院に進学した方、一度就業経験をしてから進学を叶えた方もいます。今の日本の就職活動は大学3年生/修士1年生の夏からインターンシップ等といった就活行事が始まっているため、大学院進学を機に日本へ来日した留学生は来日して半年もたたずして、むしろようやく日本の生活に慣れ始めた頃に就職活動が始まります。大学就職課では、外国人留学生の支援のなかでも大学院生による日本の就職活動の乗り遅れに課題感を感じています。


しかし、大学院進学で日本に来日した留学生はそれぞれ『専門知識を学びたい』という高い志を持って日本へ留学をしたバイタリティ溢れる優秀な人材です。理系生は専門性が優位に立ち、このような状況が就職活動で大きく不利に転じることはありませんが、総合職採用が主流の文系学生は、就職後の業務内容と自身の専門性が直結しにくいこともあり、就職活動の走り出しが遅れてしまったことで就職活動が難航するケースが生じています。しかし、高いポテンシャルとバイタリティをもった人材がいることも事実です。採用活動の早期化が進んでいる昨今ではありますが、留学生採用においては、早期化に囚われすぎず、採用側もその事実を把握して頂くことで、優秀人材獲得に繋がるかと思います。



ベイングローバルでは、求人者や採用側のご支援だけでなく大学教育機関へのサポートも行っております。グローバル人材について「こんなことが知りたい」、「これってどうなの?」ということがありましたら、いつでもベイングローバルまでご相談下さいね。


 
 
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