こんにちは!外国人留学生の採用支援会社ベイングローバルの営業担当です。
この間通勤の電車から景色をぼーっと眺めていたら、梅の木にウグイスがとまっていてピンクと緑の色味に春を感じました。
まだまだ寒い日が続きますが、もうすぐ暖かくなることを願います!
さて、タイトルにもある通り今回のお題は「外国人留学生の入社後の離職率」についてです。
「外国人社員ってすぐ辞めちゃうんじゃないの?」
「日本人より離職率高いよね」
「いずれか母国に帰るんでしょ?」
留学生の離職率については、この仕事をしていて一番多く頂く質問のひとつです。
・外国籍で文化が異なり、2~3年で転職を繰り返す
・いつかは母国の家族の元に帰る
そんなイメージをお持ちの方が多いかもしれません。
・・・ですが!
留学生と日々接している我々としては、決してそんなことは無いですよと声を大にして言いたいです。
下のグラフをご確認ください。
2024年卒 外国人留学生の就職活動に関する調査(2023年8月発行) /株式会社ディスコ
こちらを見て頂くと、24卒の留学生で日本で働きたい年数が1~2年くらいが1.9%なのに対し、できるだけ長くを選択した学生が51.4%と全体の半数以上を占めています。
留学生は大学で日本語及び専門分野を学ぶだけではなく、自分の意思で日本での就職を目指しており、”日本”への思い入れがかなり強いです。
そのため、せっかく学んできた日本語を活かして日本で長く働きたいと考えている留学生の割合が一番高いのです。
特に、当社ベイングローバルの登録学生は日本語堪能かつ既に日本に4~5年在籍している学生が多いため、よりその傾向が高いと感じられます。
続いて、離職率についても見てみましょう。
上記のグラフで「外国人留学生の入社3年後の離職率」が「日本人社員と比べて高い」と選択している会社は全体の26.3%と、一定数います。
しかし、「日本人新卒社員と変わらない」もしくは「日本人新卒社員と比べて低い」の割合が合わせて73.7%と、圧倒的な割合です。
そう、留学生の離職率って日本人と大きく変わらないのです。
ではなぜ外国人留学生の離職率が高いというイメージがついてしまうのでしょうか。
一概にはいえませんが、基本的にほとんどの日本企業では日本人社員の割合が圧倒的で、その中で外国人社員は少数派だと思います。
その少数派の外国人社員が早期に辞めてしまうと、とっても目立ってしまうのです。
留学生はしっかりと覚悟を持って日本での就業を目指していますが、入社後様々なギャップやミスマッチによって残念ながら退職というケースもゼロではありません。
でもそれって、日本人でも同じことが言えますよね。
国籍問わずではありますが、入社して直ぐに辞めてしまうという悲しい出来事にならないように、選考の段階や内定前にしっかりと話し合って相互理解を深めることが重要です。
ベイングローバルでは、まだ外国人留学生を採用したことのない企業や課題を抱える会社のご支援実績も豊富にございます。
二人三脚でグローバル人材採用に取り組んでおりますので、情報が必要な場合にはお気軽にお問合せ下さいませ。
それでは次回もよろしくお願いします!