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外国人労働者数は200万人超え!日本の外国人雇用状況についてデータから紐解きます

こんにちは、外国人留学生の採用支援会社ベイングローバルの営業担当です。


グローバル化や、人手不足に伴い海外からの労働者を受け入れる企業が増えている昨今。

皆さんは、今日本にどれくらい外国人労働者が在籍しているかご存じですか?

ベイングローバルでは普段「日本の大学・大学院に通う外国人留学生の新卒採用」をメインに支援しておりますが、本日は枠を拡げて外国人労働者全体の雇用状況を見ていきたいと思います!




厚生労働省によると、令和5年10月末時点で外国人雇用者は2,048,675 人で前年比225,950 人増加し、初の200万人超えとなっています。

令和5年の日本の労働者人口は6,076万人ですので、その内約3%は外国人労働者となります。



上記のグラフを見ると、2008年からこの15年間で、急激に外国人労働者数が増えていることが分かります。

在留資格別でみると一番多い区分は身分に基づく在留資格で、これは「永住者」、「定住者」、「永住者の配偶者等」、「日本人の配偶者等」が含まれます。

次いで多い専門的・技術的分野の在留資格では、高度人材(ベイングローバルが主に支援している外国人留学生もこの分野)を採用出来る「技術・人文知識・国際」ビザでの就労が含まれます。

次は技能実習(外国人が技能実習制度を利用して日本に滞在するための在留資格)で、次いで資格外活動(在留資格に定められた活動以外で収入を得る活動のこと。アルバイトなどが当てはまる)、特定活動(現在ある在留資格のうち、いずれの活動内容にも当てはまらない活動をする外国人に与える在留資格)と続いていきます。




続いて産業別の外国人雇用者状況を見てみると、製造業での採用が圧倒的に多いことが伺えます。新卒での留学生採用も含まれますが、特定技能や技能実習生などの現場での雇用も反映されていることと予想が出来ます。


次いで多いのがサービス業、卸売業、小売業、宿泊業、飲食サービス業となっており、ホテルや旅館・レストランなどで外国人労働者と接する機会も5年・10年前と比べて増えていることは皆さんも体感しているのではないでしょうか。



そして都道府県別のグラフを見ると、東京での外国人労働者数が圧倒的ということが分かります。次いで愛知、大阪となりますが、これは製造業の会社が集まる地域に外国人労働者も多い、という背景が反映されているのではないでしょうか。


国籍別では以前は中国からの労働者が多かったですが、近年はベトナム人が一番多い割合を占めています。母国よりも高い賃金を求めて日本での就労を目指す人が反映されています。中国人は母数も多いですが、定住者や永住権を持つ人の割合が高いということも人数の多い理由に含まれます。


外国人労働者は年々増えている!

データでみると分かるように、日本企業の中で外国人労働者の数は年々増えています。今はまだ取組みをしていなくても、将来的に海外人材が必要となっていく企業・産業はますます増えていくと想定されています。


外国人採用ってなんだか難しそう・・・と思わずに、前向きに受け入れを行ってみてはいかがでしょうか。お互いの文化やバックグラウンドを理解しながら、日本人も外国人も双方が働きやすい環境を少しずつ整えていくことが、今後の会社の展開に良い影響をもたらすとベイングローバルは信じています。


グローバル人材について「こんなことが知りたい」、「これってどうなの?」ということがありましたら、いつでもベイングローバルまでご相談下さいね。



それでは、また次の記事でお会いしましょう!


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