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国籍による日本語レベルの違いや特徴



こんにちは!外国人留学生の採用支援会社、ベイングローバルの営業担当です。


最近は暖かい日々の続きで気持ち良く過ごしていましたが、今週末よりまた寒波が押し寄せてくるようですね~くれぐれもお体気を付けましょう。


さて、今回は国籍による留学生の日本語レベルの違いや特徴についてお伝えしたいと思います。良く企業の担当者より外国人材を採用する場合は、日本語ネイティブレベルやN1レベルを採用したいと言われます。

いやいや~ちょっと待ってくださいと私は言いたいです(笑)

なぜなら、日本にきてまだ数年しか経ってない彼らに、ネイティブレベルの会話力を求めても無理があります。もちろん、中には小さい頃から日本に暮らしていてネイティブレベルに話せる学生もいるかもですが、本当に片手で数える位です。

また、日本語能力N1はそもそも相当難易度が高く、取得するには大変な努力が必要です。


それでは、国別の外国人の日本語レベルや特徴について簡単にお伝えします。


■【漢字圏】例:中国、台湾、香港、マレーシア一部エリア(中華圏)など

既に漢字に馴染んでいる彼らにとっては、読み書きが得意で比較的に日本の漢字も覚えやすいです。大体1~2年ほど日本語を勉強すれば、N1は問題なく取れるでしょう。

ただこの場合、N1資格を取得しているからと言って、会話がN1(ビジネスレベル)レベルに達しているとは限りません。会話力を重視される企業はしっかり面接でチェックした方がいいでしょう。


■【漢字圏】例:韓国など

韓国は漢字圏には入りますが、普段漢字ではなくハングルを使用していて、漢字に慣れていません。ただ、韓国語は語順や文法、発音が日本語に大変似ていますので、韓国人は一般的に日本語会話力に長けているのが特徴的です。ただ、読み書きが苦手なのでN1を取得するには一苦労です。なので、韓国国籍&N1取得者の場合は、会話力と読み書き両方相当なレベルとみなしていいでしょう。


■【漢字圏以外】例:アセアン諸国、欧米、アフリカなど

漢字も発音も、文法も日本語とは全く違います。彼らにとって、日本語は宇宙言語のようなものでしょう。特にアフリカやインドなどの留学生は英語コースで日本の大学に入学するケースが多く、全く日本語を話せない学生も多くいます。彼らにとって、N2以上取得していれば尊敬に値すると言っても過言ではありません。中には、N3取得者でも流暢に日本語を話せる学生が沢山いますので、書類のみならず一人一人しっかり会って頂き、判断してください。


いかがでしょうか、少しでもお役に立てますと幸いです。

外国人留学生にとって、日本語能力N1を持っているとのことは、一つ努力の証にはなりますが、これだけで選考で落としたりするのはとってももったいないです。

是非、面接で一度会って頂き、総合判断していただければと思います。




               



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