こんにちは!外国人留学生の採用支援会社、ベイングローバルの営業担当です。
12月も中旬となり、24卒採用は終了しているという会社も多いでしょうか。
最近は通年採用も増えているようですね。
本日は、気になる24卒外国人留学生の内定率について見ていきます。
▼《24卒》会員内定率速報:68.46%
当社では、会員に対し電話にて個別に内定状況の調査を実施しております。
上記は11月末時点での状況であること、また全会員への調査値ではなく順次確認し、
確認が完了している学生数に対しての数値、とあくまで会員の一部抜粋の数値にはなりますが、全体の約68%は内定を所持しています。
内定率はコロナ禍の21卒が最も落ち込み、22卒、23卒と徐々に回復傾向となり24卒では完全にコロナ禍前の割合に戻ったと言えます。
この数字を見て、「少ない!」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は外国人留学生の日本国内での就職内定率は約30~40%。
当社会員の割合は高い方なのです。
外国人留学生が就職難なワケ
上記のグラフを見て頂くと、留学生が未だ就職難な理由は主に4つあることが分かります。
①外国人留学生向けの求人が少ない
「外国籍だけに向けた」求人というのは、当然多くはないと思います。
ただ、留学生からすると就職活動は求人情報が溢れかえっており、「どの企業が外国人を求めているか」、「外国人も採用しているか」というのが非常に分かりづらいそうです。
明確に外国人向けの求人がなく、フラットに見て良い人材であれば採用するという企業でも、それを言葉にして伝えることが必要です。
②日本の就職活動の仕組みが分からない(=出遅れてしまう)
外国人留学生は、母国じゃない日本という国で就職活動に挑んでいるため、当然日本人よりも日本での就職活動の情報が限られます。
結果として大きく出遅れてしまい、内定がもらえなかったという事態も・・・。
その分第二クール以降でもまだまだアクティブに就職活動に取り組んでおり、
後半の時期でも優秀な学生が採用出来る可能性もございます。
③仕事内容や求める人物像が不透明
日本では総合職採用が一般的ですが、海外では「Job型」など専門性を求められる求人が主です。
そのため留学生にとっては求人先がどんな仕事内容なのか、何を求めているのか分かりづらく認識のミスマッチが生じることも。
総合職での採用だとしても、「こんな仕事の可能性があるよ」「先輩社員はこんなキャリアを築いているよ」など、明確な伝え方を心掛けることが必要です。
④日本語の問題
こればっかりは殆どの企業が求めるポイントであり、日本語が話せないと採用が出来ないという会社がほとんどかもしれません。
留学生は母国を飛び出て日本に渡り、毎日日本語を習得するため努力をしていますが、それでも母国語との違いで難しい部分も。
それだけでなく、留学生の中には「自分は外国人だから語学力(母国語や英語)を求められている」と思い、日本語の重要性をそこまで理解していない学生もいます。
「日本での働き方」や「日本語でのコミュニケーションの必要性」は普段から私たちベイングローバルでも口酸っぱく伝えていますが、
求人企業側からもしっかりと話して頂くことが大切です。
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いかがでしたでしょうか。
今回は、24卒外国人留学生の内定率と就職が決まらない理由についてまとめてみました。
学生が就職難ということは、企業にとってはまだまだ優秀人材が獲得出来る買い手市場のマーケットという意味でもあります。
お早目に留学生にアプローチを行い、「国籍問わず優秀人材の採用」を実現頂くことをベイングローバルは推奨します。
その他にもベイングローバルでは豊富なご支援実績の元、様々な事例に対してアドバイスを行わせて頂きます。
外国人留学生採用について気になる点がありましたら、お気軽にご相談ください。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
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