こんにちは、外国人留学生の採用支援会社ベイングローバルの営業担当です。
さて、まだまだ終息はしないものの落ち着いてきたコロナ禍。
留学生ってコロナで帰国したんでしょ?
今って日本にどれくらい留学生が在籍しているの?
と気になる方もいるのではないでしょうか。
今回は、今年5月にJASSO(独立行政法人日本学生支援機構)が出した2023(令和5)年度外国人留学生在籍状況調査結果をもとに、現在の外国人留学生在籍状況を見てみましょう。
留学生の在籍数
JASSOの調査結果によると、2023年5月1日時点での日本の留学生総数は279,274人です。
コロナ前の2019年が312,214人だったことと比較するとまだ及びませんが、前年度231,146人と比較すると48,128人(20.8%)増と、大幅に増加していることが分かります。
更に、当社ベイングローバルが支援の対象とする日本の大学・大学院に通う外国人留学生に注目すると
大学院生:2022年度53,122人→2023年度55,539人(2,417人増)
大学学部生:2022年度72,047人→2023年度80,362人(8,735人増)
と、全体としては前年比109%で、コロナ禍以降初めて増加をしています。
そして外国人留学生全体で見てみると、前年と比べて一番増加の幅が大きいのが「日本語教育機関」、つまり日本語学校生などがここに当てはまります。
こちらは2022年度49,405人に対して2023年度90,719人で41,314人増と、圧倒的に増えていることが分かります。
日本語学校生は卒業後そのまま日本の大学に入学することも多く、今後より多くの大学・大学院生の増加にも繋がるでしょう。
出身国別の在籍状況
次に、国籍別で在籍状況を見てみます。
上記の表を見ると出身国別でもほとんどの国で前年より増加をしていますが、その中でも主にネパール、ミャンマー、バングラデシュ、アメリカ合衆国からの留学生については、コロナ禍前(2019年)を上回る在籍者数が計上されています。
学校別、国籍別で見てもコロナ禍と比較して留学生の在籍状況は大幅に伸びており、ひいては今後ますます日本で就職をする外国人人材も増えていくことが予想出来ます。
・・・以上、今回は留学生の在籍状況についてポイントをまとめてみました。
「こんなことが知りたい」、「これってどうなの?」ということがありましたら、いつでもベイングローバルまでご相談下さいね。
それでは、また次の記事でお会いしましょう!
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