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外国人から見た日本のメンバーシップ型雇用のメリット&デメリット

こんにちは!外国人留学生の採用支援会社ベイングローバルの営業担当です。


いややーーーMLB野球の熱気がすごいですね!

今回は韓国で行われることもあり、現地観戦に行かれる日本人も沢山いるのではないでしょうか。私は野球のルール良く分かりませんが、大谷選手だけは知っています(笑)

精一杯応援したいと思います!



さて、本日は日本企業特有の『メンバーシップ型雇用』についてお話したいと思います。徐々にジョブ型雇用に切り替えている企業は増えているものの、まだまだ日本ではメンバーシップ型雇用がほとんどなのは事実です。


では、このような体系を世界は、そして外国人はどういう風に見ているんでしょうか。

それぞれメリット、デメリットを見て行きましょう!

メリット

①雇用が安定している

→外国人が日本で働くことを希望している理由の多くが「日本で暮らしたい」で、その要因の一つが日本の安心安全な環境です。ですので、雇用の安定性は日本で長く暮らせるための訴求ポイントの一つになります。


②実務未経験でも採用される

→ジョブ型の場合は即戦力が基本となり、採用後の研修や教育制度がないのが普通です。

そのため、大学の専攻に沿った就職をするのが一般的です。

一方、日本の新卒採用は未経験採用で、入社後自社で育てるスタイルが基本であります。専攻や実務未経験から一人前まで育て上げる体制が整っていますので、就職環境に恵まれています。


③転職せずに様々な職種の経験ができる

→メンバーシップ型雇用特有の制度であるジョブローテーションのメリットは、1社で多数の仕事を経験できます。個人主義でプロフェッショナル志向が強い外国人から見れば、物足りなさも感じるかもですが、中にはいろいろなことを経験したいという外国人も一定数います。また、定期的な部署移動によって社内の人間関係をリセットできる等々メリットがあります。


デメリット

①職種が安定しない

→上記のメリットの話にもつながりますが、メンバーシップ型雇用特有のジョブローテーションは、プロフェッショナル志向の強い人にはデメリットになります。専門性を高めたい人にとっては、入社後の配属先が分からず、また一定期間で仕事内容が変わることのリスクは大きいです。


②転勤がある

→転勤自体は海外の企業にもありますが、その対象は主に幹部クラスであり、若手社員がジョブローテーションの一環で転勤することはないです。転勤の明確な理由もなく、「将来の幹部候補に育てる」ためなどといった習慣性のようなことは、外国人にとってはもやもやすることもあるでしょう。


③新卒の給料が一律である

→ジョブ型雇用が基本である海外の場合、同じ大学の出身者で同じく1社目の就職であっても、大学時代の成績や実績によって各自の給料は異なりますが、日本の新卒の基本給は一律であります。海外では「お金=自分の価値」の意識が強く、給料が理由で転職することもしばしば生じるでしょう。


いかがでしょうか。

ジョブ型、メンバーシップ型それぞれメリット、デメリットはありますが、今後優秀な外国人材をより多く受け入れる方針がある場合は、ジョブ型雇用を考えてみるのも良いのではないでしょうか。



              


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